世の中には「自信満々に書いてあるけど違うじゃん」「名前は立派だけど、実際はそうでもない…」という商品や表現がたくさんあります。メーカーの工夫や宣伝文句だと分かっていても、ついツッコミを入れたくなってしまう ――今回はそんな“自信過剰なモノ”の数々をご紹介します。
どこからでも切れます「マジックカット」
「こちら側のどこからでも切れます」と堂々と書いてあるのに、半分くらいの確率で切れない「マジックカット」。「全然切れないじゃん!」「どこからでもとか嘘じゃん!」と心の中で叫んだことはありませんか? 結局ハサミを取り出すハメになった経験のある方も多いと思います。
便利な仕組みなのは間違いないのですが、「どこからでも切れます」と断言するその“自信満々感”がイラっとさせる元凶になっている気がします。
うまく剥がれません「カップ焼きそば湯切り口」
カップ焼きそばの湯切り口。フタに「熱湯を入れる前はうまく剥がれません」と注意書きがあるのですが、なぜか熱湯を入れる前でも普通にペリッと剥がれます。
「え、じゃあこの注意書きって一体…?」とモヤモヤしてしまいます。
安全じゃない「安全ピン」
衣類や小物を留めるのに便利な「安全ピン」。針先をカバーで隠す構造ですが、それでも使い方を誤ればチクッと刺さることがあります。小さな子どもに持たせるものにつけるのはちょっと不安になります。
何にでも合う?「万能ねぎ」
“万能”という響きから「何にでも合う最高の食材!」という印象を受けますが、冷静に考えるとネギはネギ。確かに薬味として広く使えますが、これ一つで全料理を支配できるわけではありません。
“万能”と付けられると、つい期待値が上がりすぎてしまいます。
そこまでではない「万能調味料」「万能だれ」
これも「万能」という言葉の過大評価シリーズ。確かにいろんな炒め物や煮物に使える調味料ですが、結局のところ味の好みや合う料理は限られていて、万能というより「便利」止まりです。
数分かかる「瞬間接着剤」
「瞬間接着剤」という名前から「一瞬でピタッと固まる」と思うところですが、実際は数分待たないと固定されません。名前ほどの“魔法感”はなく、ちょっと肩透かしを食らいます。
普通に飽きてしまう「無限◯◯」
「無限ピーマン」「無限キャベツ」など、レシピ系でよく見かける“無限”シリーズ。食欲が無限に湧いて止まらない!という意味で名付けられています。
確かに美味しいのですが、残念ながら無限に食べられるわけではなく、たくさん食べれば普通に「もういい」となります。
無限とは一体…。
そんな言うほど?「よだれ◯◯」
「よだれ鶏」から始まって、そこから発展して「よだれ豚」「よだれなす」なども今はありますね。初めて聞いた時には「何この名前?」「どういう意味?」と思ったのではないでしょうか。
「よだれが出るほど美味しい」ということなのですが、ほかの料理と比べて違いがあるのかと言われると…う~ん そうでもないかも。
さいごに
世の中の便利グッズや食品には、インパクトのある名前を付けて購買意欲をそそる工夫があふれています。でも期待値を上げすぎると、イラっとさせたり「実際そうでもないじゃん」というツッコミの原因に。
無敵! 最強! 完璧! 究極! 至高! 必勝! 絶対! パーフェクト! アルティメット!
ほかに探してみたらまだまだあるかもしれません。